
約1200年前に創建されたといわれる本山修験宗の別格本山。平安時代から広まった観音信仰の西国三十三ヶ所巡礼の十番札所として現在も多くの人が訪れています。所蔵の仏画や仏像には藤原時代のものが多く、霊宝殿には、わが国で最も古い清涼寺式釈迦像として有名な釈迦如来立像などがあります。花の寺としても有名で、境内の鐘楼脇には源氏物語宇治十帖「浮舟」の古跡があります。

西国三十三箇所霊場第十番 三室戸寺
明星山、三室戸寺は西国観音霊場十番の札所で、本山修験宗の別格本山です。 約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました。
開創以来、天皇・貴族の崇拝を集め、堂塔伽藍が整い、霊像の霊験を求める庶民の参詣で賑わうこととなりました。
宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されております。現在の本堂は約180年前(文化二年)に建立された重層入母屋造りの重厚な建築で、その背景には室町時代の十八神社社殿、東には鐘楼・三重塔があります。
三室戸寺には様々な伝承に由来したものが多く、本堂前には、狛牛と対面して兎が安置されています。狛犬ならぬ狛兎です。
昔からこの地域は菟道(うじ)といわれ、現在の宇治の中心地でもありました。宇治を本拠地としていた、菟道稚郎子が宇治に来た際、兎が道案内したとの伝承もあり、兎と縁があります。
兎の抱いている玉の中の卵形の石が立つと願いが通じるといわれています。
また、宇賀神の像と呼ばれる、狛蛇も鎮座されております。
宇賀神は財運・金運の蛇神で、頭は老翁、体は蛇で蓮に乗る姿をとっています。
宇賀神を撫でると、財運(金運)・良運がつくといわれています。
その他にも、修行体験や源氏物語恋おみくじなど、訪れる方にお楽しみいただけるお寺となっております。

京都随一の花寺
三室戸寺には「与楽園」と呼ばれる5千坪の大庭園があり、四季おりおりの花が見られるので、一名『花の寺』とも言われています。
4月下旬~5月上旬の『つつじ園』には、20,000株の平戸ツツジ、霧島ツツジ、久留米ツツジ等が咲き誇り、その規模は関西屈指のもので『ツツジ寺』と呼ばれています。
6月には『アジサイ園』に30種・10,000株の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等が咲き乱れ、『あじさい寺』とも称されています。
本堂前の『蓮(ハス)園』には、200鉢の色とりどりの蓮(はす)が咲き、有名な大賀ハス、古代バスなど100種が6月下旬より8月上旬にかけて咲き、さながらその光景は極楽浄土のようで、『蓮(ハス)の寺』とも言われます。
11月ともなると紅葉が始まり、古来よりその美しさは『三室戸の紅葉』と称せられ、宇治の紅葉の名所です。
拝観時間・拝観料
アクセス
〒611-0013
京都府宇治市莵道滋賀谷21
TEL:0774-21-2067
■電車・バス
・JR奈良線「宇治駅」下車、京都京阪バス「JR宇治駅」発[40、40A系統]『門前』バス停下車 徒歩8分、[250A系統]『三室戸』バス停下車 徒歩12分
・京阪電車「宇治駅」下車、京都京阪バス「京阪宇治駅」発[40、40A系統]『門前』バス停下車 徒歩8分、[103、250A系統]『三室戸』バス停下車 徒歩12分
・京阪電車「三室戸駅」下車、東へ徒歩約15分。
■お車
【大阪方面から】
京滋バイパス「宇治西IC」出口より、約10分
【名古屋方面から】
京滋バイパス「宇治東IC」出口より、約5分















